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「宇宙をかける少女」でヒロインに動機がないのは

この作品は、ヒロインに動機設定をしていない。
ヒロインは何をする理由も動機もない。
そういう具合で第十五話まで来たわけだが、これは失敗作と言っていいかと思う。無味乾燥なのは意図的なのだろうが、その意図がうまく決まらなかった。

2クールらしいので、ここらへんから付け焼き刃でクライマックスを設けて色々やるのだろうが、たぶんダメだろう。

私の勝手な想像で言うと、人気が出れば第二期第三期第四期と繋げるつもりだったのではないか?
そう考えないと、このストーリー構成やキャラの相関図はあり得ないからだ。26話できっちりエンディングにするつもりなら、ヒロインに動機を付けて、それを解決する物語にしただろうから。

寿命の長い作品にするために、ひとまずキャラを並べて、動機は設けなかったのだと思う。しかし、その結果は……。
ヒロインに動機はないが、製作者の思惑だけは見える作品だった。


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「狼と香辛料」の萌えと、電撃新人賞

「狼と香辛料」において、萌えは付け足しである。
ホロがいなくてもストーリーは成立しうるわけだ。

「狼と香辛料」は一応、男性主人公の元に女の子が降ってくる話だ。
しかし、ヒロインは彩りのようなものであり、商人の駆け引きの話が根幹である。

つまり、ヒロインの物語ではない。
付け足し的な萌えなのである。

「狼と香辛料」は電撃の新人賞の受賞作だが、萌えが付け足しだからこそ、受賞出来たとも言える。
電撃の新人賞で、特に最近だと、平凡な主人公の元に女の子が降ってくる話はあんまり選ばれてない。
(「ほうかご百物語」のような例外はあるが)。

たぶん新人賞では萌え構造の作品は選ばず、萌えはプロに企画として書かせるのが電撃のやり方である。
「狼と香辛料」が受賞出来たのは、萌え成分が少なかったから。
そして大賞を取れなかったのは、中途半端に萌えがあるから、かもしれない。

「マリア様がみてる 4thシーズン」

「マリア様がみてる」は百合として定義されるのが普通である。
もちろん百合ではある。
でもそれ以上にメロドラマとして、よく出来ているのだ。
大袈裟な事件が起きることは少なく、些細なズレを解消していくパターンが多いので、ライトメロドラマとでも呼ぶべきだろうか。

今回の4thに限らず、この作品全般は「続きが気になる」構造を作れている。
人間関係の不安定さが描かれ、視聴者はそれが安定するまで見守るというサスペンス構造がしっかり出来ている。
単に百合だから人気があるのではなく、オーソドックスなドラマとして、よく出来ているのである。

また「疎外から受容へ」というアニメオタクが好む構造も、よく用いられる。
このあたりは最近だと「とらドラ!」後半部や「CLANNAD After」と似ているかもと思ったりする。
というか、疎外からの回復を目指すのは基本で、不幸な女の子に限らず、男性主人公の設定でも使われやすい。最近なら「コードギアス」や「ガンダム00」など。
漫画と比較した場合、アニメは疎外からの回復、あるいは受容をテーマにした作品が多いので興味深い。


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