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ライトノベルの主人公は交換可能な存在

ライトノベルを読んでいると、この主人公いらないよねと思うことがよくある。
別にこいつでなくても物語は成り立つ、ということ。
交換可能な存在。(別の人間でも代役が務まる存在)。
ヒロインの話し相手が出来るなら誰でもいい。

もちろん主人公であるからには「必要である理由」を便宜的に設ける。
この主人公でなければならない理由を設定として付け足す。
でも多くは苦肉の策であり、本質的に主人公は交換可能だ。

単純に言えば、ヒロインは超人気の美少女アイドルで、主人公は同じ事務所の売れないタレント。
抱き合わせで番組に出してもらえるだけ。
だからいらない。
一応「番組の中での役割」は与えて貰えるけど。
基本的には誰でもいい。
それがライトノベル。

漫画好きな人がラノベを読むと物足りないと感じるのは、主人公の脇役性に違和感が大きいのではないかと思う。
主人公中心に物語が動いていないから、物足りないということです。

漫画の主人公の場合、学校に行けば喧嘩になる。街に出れば不良に挑発される。何かにつけてトラブルが発生し、主人公が決着を付けないといけないことになったりする。挑発や屈辱の繰り返しの中で発生した因縁を、主人公の「腕力」で解決するわけです。

ラノベの場合、異能者バトルがあっても、それに男の子の尊厳は掛かっていないことが多い。負けても男として屈辱ではないのがラノベ。(逆に言えば、「男としての屈辱」に訴え過ぎなのが漫画だとも言える)。
ラノベで「腕力」の比重が低いのは、男中心で動いていないからだ。
女の子の場合、腕力で屈辱を晴らすという発想はない。
ラノベのヒロインの勝利が「屈辱を晴らした」という文脈で扱われることはない。

ではラノベはみんな男主人公が脇役なのか?
そうでない作品もある。

最近ヒットしているラノベ作品では「狼と香辛料」。
主人公が本当に主人公なので、ラノベ的ではない。
「狼と香辛料」は主人公が商人で、「商人スキル」を持っている。
そのスキルでの「商人バトル」があるわけだ。
主人公がまさに主役であり、自分の命運を掛けてバトルをする。

それでいながら、「狼と香辛料」はラノベの読者も離さない。
冷静に見ると、ヒロインは「必要ない」のだが、でも主人公がヒロインのご機嫌を取ることでラノベらしさを出している。ラノベのテイストもちゃんと守っている。
(「狼と香辛料」の場合、ヒロインが交換可能だと言ってもいい。別のヒロインでもこの作品は成り立つ)。
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