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異常者が異常なことをやるのはよい

倫理的な問題として、主人公がこんなことやったらまずいだろ……、というのはあるわけだ。
でも「異常者」と設定すれば、かなり受け入れられる。

「まともな人物」が人を殺めたら据わりが悪い。
フィクションとはいえ、かなり違和感を感じる。
でも異常者ならよい。
フィクションで「まともな側」の人物が人を殺したりしてはいけないが、異常者設定のキャラならいいわけだ。
善人のキャラだと善人の立場を守らなければいけない。それを壊したらフィクションとして成立しない。逆に悪人なら、かなりの悪事を描いても読者は違和感持たない。

たとえば道徳性を残した状態で他人にルサンチマン的な復讐をしてはいけない。でも異常者なら、正当化される。
「Fate/stay night」の間桐桜は異常者設定ではないので、ああいう結末になる。
「月姫」の琥珀さんは異常者設定だからああいう結末になる。

「異常者」というのは、本質的に狂っているかどうかの問題だけではなく、倫理的な立ち位置の問題でもある。
他人の道徳が通じる対象であるか否かの問題。
「デスノート」は、主人公に良心の呵責が無いから成り立つ。
仮に良心の呵責を描いたら、かなり違和感がある。
「デスノート」の主人公は別に気がふれているわけではない。キャラクターとしての異常者。そのあたりも巧く出来ていると思う。
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