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強力なヒロインを設定するのは看板作品の特権

強力なヒロインを設定するのは、大ヒットする作品の特徴です。
でも、普通の作品でそれが許されるのか、というと難しいのです。

電撃文庫の「灼眼のシャナ」が大ヒットしていても、電撃の新人賞で「灼眼のシャナ」みたいな作品は見掛けません。
異能者ヒロインがスーパーパワーを行使するというのは、大ヒット作品の特徴ではありますが、新人賞でそういう作品は意外と見掛けない。
(プロの人が売れ筋のパターンばかりを書くので、新人賞では別のものをという考えなのかもしれないです)。

異能者ヒロインが多大な力を持っていたりすると(つまりパワーバランスを破壊するようなヒロインがいると)散漫な話になりがちです。
300ページの小説があるとして、その300ページの中で鮮やかに完結して大団円とはなりづらい。

物語を
・キャラ優先
・設定優先
に分けるとします。

明確に分けるのは難しいんですが、ある程度分けられます。

ヒット作の特徴はキャラ優先。典型的なキャラクター小説です。
でも新人賞とかになると、設定優先の地味な作品が選ばれやすい。
設定優先の作品も一応キャラクター小説ではあるんですけど、キャラ優先の度合いの問題ですね。
やっぱり設定優先の作品の方が、物語構造として、よい作品なのです。
強力な力を持った異能者ヒロインを中心に据えるような作品は、物語として評価が低いかもしれません。

語弊のある言い方になりますが、キャラ優先のヒット作が魅力的に感じるのは、売れているからかもしれないのです。
売れていない作品なのに、キャラ優先で書かれてもどうなのか、というのはあるわけです。

もちろん大ヒット作も、出した瞬間から売れてるわけではないですが、売れ線を狙っているわけです。
売れなかったら評価されない部類の作品になってしまうのではないかと。
設定優先できちんと書けている作品は、たとえ売れなくても「よい作品」なのです。
キャラ優先の作品で売れないのは、散々プロデュースして失敗に終わったアイドルのようなものです。
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