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幼少期のトラウマ話はOK(母子葛藤はNG)

登場人物にトラウマを設ける場合、幼少期に虐待されていたというのがいいようである。

・明らかな虐待でなくてはならない。
・10歳未満の幼少期のことでなくてはならない。

中途半端に色々傷ついたというのは、駄目かもしれない。親子関係の葛藤などは駄目。特に母子葛藤はNG。漫画、ラノベ、アニメの類で母子葛藤というのは、ほとんど見掛けない。絶対にないわけではないんだけど、明らかに避けられているテーマだ。

日本社会だと、母親との葛藤関係はすごいありがちなはずだ。
お母さんの言いなりになっていれば面倒を見て貰えるという微温的な支配。
これはフィクション以外の話題としても避けられる。ともかく書いてはいけないテーマである。(母親から明確な虐待を受けていたというのならいいが、共依存的な支配はNGということです)。

昨年の電撃大賞最終選考落ちで出版された「嘘つきみーくん、壊れたまーちゃん」は幼少期の虐待話で話題になった。私はこの作品嫌いなので、あんまりまともに読んでいないが、絶賛している人を結構見掛ける。
「なつき☆フルスイング」(銀賞)も幼少期の虐待話である。こちらはかなり陳腐。「嘘つきみーくん」がエキセントリックな方向を目指した作品だとすると、「なつき☆フルスイング」はベタなトラウマ話だ。
「ミミズクと夜の王」(大賞)は現在進行形での話なので扱いが難しいが、虐待話なのは確か。
「扉の外」(金賞)には母子葛藤話が少し出て来るが、母親は登場しない。仮に本格的に書いていたらNGだったかも。「扉の外」は隠喩として巧く描いているので、そのあたりが評価されたと思う。(そもそも「扉の外」はゲーム的な部分がウケたのであって、母親云々の部分は蛇足だけどね)。
「世界平和は一家団欒のあとに」(金賞)に関しては、過去のトラウマが出てきますが、これは虐待とは無関係なので、典型的なトラウマ話とは言えない。

幼少期に明らかな虐待でトラウマを負うのは、物語的にはOKのようだ。というか、明らかな虐待でなければならない。
親子関係の葛藤だとNG。

親が子供の面倒を見ながら支配するというのが一番ありがちな問題だが、それを書いてはいけない。面倒を見ながら支配するみたいな日本的母子関係はNG。
単純に言えば、「甘えている」という批判を排除するために明確な虐待行為として描かなければならない。
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