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成長物語についての試論(内面的な課題の克服)

前回のエントリーの再整理からすると、物語内で登場人物が成長するとして、
・能力レベルアップ
・内面レベルアップ
があるとする。
このうち、能力レベルアップの側面が強いものは「成長物語」とは呼ばないことにする。
(ドラゴンボールは成長物語ではない)。

主人公の内面的成長が描かれるとして……。基本的に平均よりナイーブな人物の内面的成長を描くということになるかと思う。
念を押して言っておくと、内面的成長というのは「不器用な人間が要領のいい人間になるまでの物語」ではない。決してそういう物語ではない。ナイーブな人間特有の内面の物語なのです。ナイーブさは維持される。いろんなイベントで傷ついて、それをナイーブに受け取っていくわけである。経験によってナイーブさは減少しない。
つまり常識的な意味での(社会経験を積む)成長ではなく、内面世界的な成熟をイメージしているわけである。そういう「成長」が(フィクションだと)物語内の問題の解決に向かうこともある。内面的な課題を克服したから、問題を乗り越えることが出来た、、みたいな。

たとえば、あなたがたが好きなエロゲーで事例を挙げるなら、「Fate/Stay night」の"Fate"はセイバーの内面的課題の克服で物語が「解決」するし、"Unlimited Blade Works"は主人公の内面的課題の克服で物語が「解決」している。
("Heaven's Feel"がちょっとイヤな話なので、成長物語として上手く完結出来てないと思うんですが)。
ともかく、この場合の課題というのは、自分の内面に作っている壁のようなもので、それと戦うのだ。そして物語の「解決」が(普通の意味で幸せな)ハッピーエンドでなくてもいいのである。内面的な課題が克服されて、物語的解決が付くということが重要である。

あるいは内面的課題が綺麗に解決されない場合でも(ある種の)成長物語と言えるかも?
定義にもよるけどね。
主人公の内面的課題を軸に動いているかどうかが一番肝心な部分かと。
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