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正体がバレバレなのに周囲が気付かないのを(読者として)楽しむ

登場人物の正体が秘密だということがある。
読者は知っているけど、登場人物の友人とかが知らないという意味。

まず緻密なサスペンスがあり得るだろう。
読者は分かっているけど、物語の中の人達が正体に気付いていないからハラハラするサスペンス。

それとは逆にバレバレなのに気付かないのを(読者が)楽しむ作品も定番である。
たとえばヒロインが魔法少女。クラスのマリちゃんが本当は魔法少女なんだけど、みんな気付かない。ヒントが意図的にたくさん与えられていても、クラスのみんなは気付かない。「あの魔法少女は誰なんだろうね」とかマリちゃんも会話に参加したりする。
こういう鈍感さは許される。常識的に推察すれば正体はマリちゃんなんだけど、周囲が鈍感すぎて「正体は誰なんだろう」とか言ったりしている。これはいいのである。ヒントをばらまいても、なぜかみんな気付かないからこそ楽しいのだ。
仮にマリちゃんが正体だとわかるヒントが無く、誰も気付く余地が無かったら面白くない。これ以上ないくらいにヒントをばらまいて、それにもかかわらず周りが気付かない。読者としては、「いい加減気付けよ」と思いながら、引き込まれていく。

もちろん魔法少女ものに限りません。「名探偵コナン」もそう。コナン君の正体を徹底して隠しているのではなく、ヒントをばらまいて、それでも周囲が鈍感で気づかないわけである。
(こういう種類の鈍感さは物語の在り方として推奨される)。
あるいは「コードギアス」のゼロの正体も……。説明するまでもなく、同じ文脈である。
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