Headline


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーをはてなブックマークに追加

初音ミクの消費



初音ミクは一時的にブームにはなったが、ひとまず沈静化してしまった状態ではある。
ネットでよく見られる現象である。一時的に盛り上がって消費されて、その後は……という構造になりつつある。ネットでの「消費」は、何も残らない。お金が残らないことも多いし、業績として認められることもない。初音ミクがこのまま消えた場合、数多の楽曲は忘れ去られるのか?

関心の断絶という問題。オールドメディアでは「国民的関心事」を演出出来たが、ネットだと、関心のある人はあるけど、関心のない人はない。ネットの地図を作って初音ミクの分布図とか描いたら、かなり局所的ということになるのかもしれない。

初音ミクが一人前の歌手になれたのか、というと疑問である。(少なくともプロのアーティストと同列にミクの曲が聴かれることはなかった)。

だが、VOCALOIDの進化は続く。初音ミク段階で充分に完成はしていると思うが、今後はさらによくなるだろう。初音ミクが単なる一個人なら「消費されて終わった」となるのかもしれないが、VOCALOIDというツールなわけである。

あと、「関心の断絶」という問題はあるにせよ、ネット自体の地位も、将来は上がっていくだろう。

それに活動自体が停止したわけではなく、今でも曲は作られ続けているし、これからも続く。

ある意味、初期の過熱が終わったから、ここからが真のスタートなのかもしれない。ネットって、我々が思うよりも規模が小さいし、関心の断絶もあるのだが、どうも勝手に先走って幻想を抱きがちだ。無限に拡大すると思っていたら、すごい局所的な現象だったというのを頻繁に体験する。

10年くらいしたら、プロのアーティストとVOCALOIDが同列に並んで聴かれている状況だってあると思う。残念ながら2008年段階ではそうならなかったし、しばらくはならないと思うが、問題はここからなのである。たぶんアニメや漫画の黎明期だって、こういう扱いだったのだ。
このエントリーをはてなブックマークに追加
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
アクセスランキング