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評論系ブログの衰退

ブログが一般に普及してから五年くらい経つ。
最初の頃は、論客的なブログが目立っていた。
「ブログは自分の意見を書くツールである」という素朴な理念そのままの。

そしていろいろバトルが繰り広げられたり、あるいはそうでないところでも、論客系のところは粘着アンチが湧く確率100パーセントだった。端から見ていて、運営負担が重そうなのは容易に見て取れた。

2008年現在では、「ネット論客」とか「ネットのご意見番」みたいなブログは、やや勢力が弱まったという印象である。(ブログ以前から実名でメディアに出ていたような有名人は除く)。

今では出来るだけ自分の意見は書かないというのがノウハウになった。あるいは、情報ブログの方が優勢になったと言うべきか。「自分の意見」を押し出さず、情報だけ黙々とエントリーしていたところが、現段階では勝ち組。
そして、この場合の情報にしても、残念ながらコアな情報であることは少なく、すでにある情報の整理整頓だ。

運営負担の重さの学習が進んだことで、「論客」とか「ご意見番」的なブログを今さらやる人はいないだろう。しかし評論そのものが死んだわけではない。最近の傾向としては、ロジックで明晰に説明するタイプの評論ブログが地味に人気あるように思える。特にアンチが湧いてることもない。評論的なものを書く場合にはロジックだけを書くのが現段階では正解ではないだろうか。

たぶんブログ初期の頃は「評論家願望」でやっている人が多かったのではないかという気がする。評論家先生的なポジションで物言いをすることを希求していたブロガーが多かったのだ。それはネットの可能性を見誤っていたのだろうと思う。
「評論家」とは発言内容よりはポジションの問題なのだ。知識人とは、巨大なオールドメディアの演出である。そしてオールドメディアの衰退で、かつての知識人自体がポジションを失いつつある。
(もちろん彼らの場合、多くは大学教授で終身雇用なので、影が薄くなっても安泰だが)。
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