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「とある飛空士への追憶」犬村小六

一年くらい前に話題だった作品のレビューを何周も遅れて書く。



作者が「ローマの休日」と「ラピュタ」を意識したというように、映画的なラノベである。
物語の軸となるのはヒロインの内面の変化。
普通の作品で内面の変化というと、いわゆるツンデレ的なパターンでしかない。
(ツンとデレが反復されるだけ)。
あるいは単に状況に応じた反応。

この作品は違うのだ。
ヒロインの内面変化が物語そのものなのである。
誤解を恐れずに言えば、ストーリー展開はない。
ストーリーが展開するのではなく、ヒロインの内面が展開するのだ。
その内面の展開のされ方が王道的で素晴らしいのである。
(ここで言う王道とはラノベ的王道ではなく、古典的王道)。

意外性は無い。
読者が普通に読んでいて、だいたい思った通りに話が進行するはずだ。
それでも……、というか、それだからこそ楽しめる王道的作品なのだ。
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