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人気者は主人公になりづらい

みんなから受け入れられている人気者は、物語の主人公にはなりづらい。
コメディならありだが、シリアスなストーリーでは厳しい。

マージナルマン(境界人)という言葉があるが、そういうのが漫画的な主人公の基本なのである。
世界の中に溶け込めてないが、実力がある人物。
たぶん、最初から溶け込んでいると、主人公としてやることがないのである。
世界にうまく適応していたら、そこから何をやる必要がある?

つまり、多少アウトサイダーというか、マージナルマン的な人だからこそ、物語の主人公となって問題を解決するのにふさわしいのだ。
当たり前だが、最初から幸福で楽しく生きるのを描くのが物語ではないのだ。
トルストイは「幸福な家庭は互いに似通っているが、 不幸な家庭はどれもその不幸が違っている」という。
これはトルストイが小説家として見た場合、不幸な人生の方が物語になりやすいということだろう。
自我と世界の対立が「主人公」なのだ。
最初から人気者で幸せ満載だと、”自我と世界”という対立問題を内面に抱えないので、物語が展開されない。

要するに、我々の現実の主役っぽい人と、漫画の主人公では違うということである。
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