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ヒロインは自分のことを冷静に分析しなくてよい



「聖剣の刀鍛冶」のアニメと原作を比べて、微妙に気になった点。アニメだと第六話に登場するシャーロットの描き方である。アニメでは典型的な「我が儘なお姫様」だ。彼女は皇帝の妾の娘で、皇帝に助けて貰えると信じている。だが小説版だと、妙に自分自身の状況をよく見ているように思える。

本当に微妙な差なのだが、私はアニメ版の方がよいと思う。厳密にはシャーロットはヒロインではないのだが、まあヒロインタイプの少女としては、自分を客観視する必要はない。物語を相対化する必要はないのだ。

シャーロットは皇帝に見捨てられるわけだが、そういう可能性を先回りして考えない方がよい。無邪気で不遜なお姫様が叩き落とされた方がよいのだ。

基本的にヒロインが自分を客観視するのはよくないと思う。先回りして相対化したり、自分を客観視して調整したり、駄目だった場合を考えて諦める用意をしたり、妥協する準備をしておいたり、……そういうのはフィクションではいらない。現実なら必要なことだが、物語のヒロインにはいらないのだ。
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