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ラノベでは「男が女を守る」という基本が薄い

特に統計を取ったわけでもないが(取りようもないが)、何となく印象の話として。

「男が女を守る」というのは物語の王道の王道であり、基本の基本である。
強いヒロインが出てきても、最終的には男が守る。
そういうことだ。

ラノベだと、こういう構造があんまり主流とは言えない。
「男が女を守る」という基本をそれほど守ってはいない。
もちろん、女ヒロインが世界最強で全然男から守られないという極端な話は少ないのだが、「男が女を守る」という要素が薄いということは言える。

「男が女を守る」という場合、男なら誰でも女を守れるわけではなく、要は、男達が女を奪い合うという構造性が根底にあるわけだ。
つまり、男の格差がそこにはあるのである。
それが物語化されるわけだ。
少年漫画では男の格差の問題を「正義の味方」的な共感しやすい主人公で成り立たせたりするが、ラノベだと、男性主人公が正義を成すという作品は少数派だ。

単純に結論を出すなら、オタク層は女を守れないので。。。
だから男が女を守らなくてもいいような、そういう世界観を理想としているのかもしれない。
ある種の逃避だ。

では、「男が女を守る」という基本を守らない作品は破綻しているのか?
物語としては今ひとつなのかもしれない。
だが、女ヒロインの強さが、ラノベ的な商品、つまりキャラクター小説としては売りやすいため、物語性としては王道でなくても、キャラ萌えという文脈で受け入れられている。
実際、ラノベは、”ストーリーを楽しむ”のではなく”キャラクターを楽しむ”という要素が強いわけだ。
男が女を守るという王道的な物語から離れつつ、オタクの世界は育っているのである。
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