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「戦鬼 ―イクサオニ―」川口士



三年以上前の作品を今さらレビューするのもなんだが、積ん読を崩した中で面白いと思った作品をレビュー。

第十八回ファンタジア長編小説大賞の大賞作品。
鬼ヶ島の鬼が桃太郎率いる悪い奴らを倒すみたいな、ある種のパロディ作品。
素直に面白い。
ごく普通に、一気読み出来るのだ。
筆力も高く、歴史ある賞の大賞に輝いたのもうなずける。

その一方で、冷静に考えると陳腐だ。
この作品は、桃太郎がワルであるというアイデアの面白さ、つまりパロディ的な面白さにかなり依存している。
もしこのアイデアを外して作品を構成するとしたら……、たとえば、鬼が妖魔を倒すみたいな話だとしたら、かなり陳腐だし、凡作といえるかもしれない。相当に退屈で、賞にかすりさえしないレベルかも?
まあ作品なんて、みんな似たようなものだし、そういう意味ではこの作品は「アイデア勝ち」と言えるのだろう。
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