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廃部寸前の部活という設定は多用されるけど

主人公が完成された部に入部することは少ない。
どちらかと言えば、「人数が足りなくて、このままだと廃部になる」というような部活だったりする。
あるいは、自分たちで部活を0から作ったり。

漫画などで、先輩後輩の上下関係があまり描かれないのと関係しているだろう。
主人公が一年生で、先輩に頭下げながら草むしりに徹するというのでは、主人公らしくない。

要は主役になれる場所ということだ。
廃部の危機という寂れた部活だと、助っ人みたいな感じだし、主役という感じになる。

部活の存亡が掛かっているというのは、条件設定としてもいいのだろう。
条件を満たさないと部活滅びますよ、という設定は、プロットとしてメリハリがある。

<条件分岐>とはそういうことなのだ。
エロゲーの無意味な選択肢のことではなくて。
部活を存続する条件を満たさないと廃部という、そのような設定こそが、物語の根幹的な意味での条件分岐なのだ。
そういう真の条件分岐をうまく設定している作品は面白いのだ。

もちろん廃部になった場合の世界は描かれない。
だから<条件分岐>という言葉はやや語弊があるかもしれない。
ただ、廃部になってしまうバッドエンドというのは、どこかで想定されており、それを懸命に避けることで物語は進行するのである。
漫画やラノベでそういうバッドエンドは決して描かれないが、仮想的なバッドエンドの圧力で物語に緊張感を与えるのだ。

任務に失敗したらヒロインが死んでしまうという<条件分岐>の物語があるとして、ヒロインが死ぬバッドエンドは描かれない。でもそれは仮想されており、それを避けて勝利することで、バッドエンドから逃れたというカタルシスを得るのだ。
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