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「Baldr Sky」サバイバルモードの苦行



自分は一人で機体を操縦し、そこに四つの機体が襲いかかってくる。
一機ずつ決闘なんてフェアプレーはしてくれない。
誰かを捕まえたと思ったら背中を殴られて地べたに這い蹲り血を舐めさせられる。
それが「Baldr Sky」なのだ。

シナリオパートの方は難易度調整が出来るので、very easyでやればアクション部分は気楽にプレーできる。
問題なのは、サバイバルモードだ。
すでに述べたように理不尽な戦いが続く。
クリアして一時的にスッキリしても、次にはさらなる難所が待ち受けている。

Baldr Skyのサバイバルモードは負けたら最初からやり直しという仕様になっている。
素でやっていると、わりと早い段階で負けてやり直しになってしまう。
だから普通は、深層に潜るために、自分でデータをバックアップしながら戦う。
そして深層へ深層へと行くたびに難易度が上昇し苦痛は増していく。
別にサバイバルモードはやらなくてもいいのだ。
深層に潜るとDirect X関連のバグが出るのにメーカーが放置しているような状態だ。
それでもBaldr Skyに囚われた者達は深層を目指す。

ひとは幸せになるために生きてるとは限らない。
何も知らずに幸せになれたらいいのだが、私たちは苦痛に喜びを見いだすことで、なんとか生きたりするものである。
四人くらいの敵から何度も何度もボコボコにされ、這い蹲って、それでも数え切れないほどリトライし勝ち抜いていく。
これはあまりにも人間的で人間的な、マゾ快楽ゲームと言っていいだろう。

もちろんサバイバルモードはやらなくてもいいのである。
位置づけとしては付録だ。
しかしこれこそが「Baldr Sky」なのだ。
本編の平凡なシナリオを読んでクリアしておしまいでは、作品を味わったことにはならない。
サバイバルモードに磔にされ、限りなくリトライし、数え切れない時間を無駄にし、圧倒的な精神的ストレスを累積させながら、今日もこのゲームを起動するのだ。
そして何かの寓意であるかのような、四人くらいの卑怯な敵に倒される。
このループから抜け出せないのは、人間の本能に訴えかける何かがあるからだろう。
人類は神経症である。
反復強迫ことが生命。
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