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「そらのおとしもの」と不幸な少女



今さらだが、「そらのおとしもの」をレビューしてみよう。
原作は少年エースで連載されているそうだが未読。
あくまでアニメ版を見ただけでの感想である。

空からエンジェロイドなる女の子が降ってきて、その子が不思議な力を持っていて、それによるハプニングが起こったりするドタバタ劇。あまりにもテンプレ作品だ。最初の頃の、パンツが乱れ飛び、パンツが輪舞する模様は、早々と視聴を打ち切らせるくらいのエネルギーがあった。決してコメディーとしての出来が悪いわけではなく、むしろ気圧されるほどにくだらなくて、両手を広げて半笑いするしかないような心地よい脱力感があったのだが、これを延々と見せられるかと思うと反吐が出るほどげんなりしたわけである。

幸いなことに、パンツの乱舞は最初の二話くらいで、だんだん普通のコメディになっていく。その後はニンフという別のエンジェロイドの女の子がやって来て、主人公の学校に転校してくることになったり、テンプレの極みなのだが、合間合間に描写されるニンフの悲劇的な境遇との対比が効果的で、私は徐々にストーリーに引き込まれるようになったのである。ニンフは「リリカルなのは」のフェイトちゃんと似たような立ち位置とも言えるのだが、かなりツンデレ属性である。悲劇的な背景を持つツンデレ少女と学園生活を送って、幸せにしてあげるという、そういう暖かみのあるストーリーが展開される。不幸な女の子を幸せにしてあげようとするベクトルだと、「Kanon」の真琴シナリオを典型とするKey作品が思い浮かぶが、昔の童話で不幸な女の子の物語はよくあるから、古典的とも言えるだろう。「そらのおとしもの」は、そういうお話を効果的に描ききったのである。

問題なのは、この後に二期が予定されていることである。よく知らないが、一期が意外と好評だったのだろう。一期がわりとよかっただけに二期で崩壊しないことを祈るのみである。
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