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フィクションでは受験の失敗は描かれない

フィクションで受験の失敗は描かれない……と言い切るなら間違いだろう。だが、基本的には順当に成功するのが普通である。

バトルとかなら、負けてもすぐにリベンジとか、劣勢でも形勢逆転とか普通だが、受験ではそれもやりづらい。受験に失敗したらそれまでだ。形勢逆転のない失敗というのは、重い。

たとえば優等生キャラがいたとして、その子が受験をするというストーリー展開になった場合は、ハラハラさせつつも、たいていは成功させる。落ちてしまった場合は、もはや優等生ではないから、周りからの扱いも変わる。そんな痛々しい話を描いても仕方がない。

ヤンキー漫画なら、受験に落ちたというのをネタにしてもいいだろう。あるいは受験をテーマにした漫画なら話は別だろう。たとえば原秀則の「冬物語」は、受験に失敗することで親から冷遇されるというのを描いた作品である。そういう自己肯定感の喪失がテーマなわけだ。だが、普通の作品で受験の失敗を描いたら、唐突に痛々しいエピソードが挿入された感じになってしまう。受験の失敗はある種のタブーなのだ。非常にデリケートな問題なので、優等生は受験に成功させる展開にしておくのが普通だ。

現実だと、優等生だったはずの人が、受験の失敗を機にポジションを無くしてしまうことはあるのだろう。そういう問題はフィクションではあまり描かれない。
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