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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」第六巻



アニメ化も決まり、これからますます売れることが予想される「俺の妹」。

この作品は、ラノベでありながら、ここまでまったく手抜きのないシリーズである。
ラノベで人気作品だったりすると、どこかで手抜き巻があったりするのが普通だが、「俺の妹」はすべて全開でハズレ無しと言っていいだろう。

第六巻も相変わらず、手抜き無しの力強い執筆だったが、キャラの扱いにはやや不満をおぼえた。
今回は短編の連作っぽい構成だったが、最初の部分で中心になった加奈子は、いらないキャラという気がする。
ただ、あんまり人気のないキャラだからこそ、今回はページ数を割いてキャラ立てしようとしたのだと思う。
加奈子を物語からフェイドアウトさせるという選択にはならなかったのだろう。

この作品は、黒猫絡みのエピソードが少ないと、あんまり面白くない。
そもそも生意気な妹とのやり取り、という構図だけだったら、この作品はここまで人気は出ていなかったはずだ。
黒猫のユニークなキャラクターあってこそ、ネタとして楽しめるわけである。
生意気なヒロインというのは、ラノベでは基本なのだけど、いかにその生意気さをネタとして楽しめるものにするか、が重要で、黒猫は、その緩衝材として、とても機能していたわけである。
今回たまたま黒猫の登場回数が少なかったというだけならいいのだが、どうも前回からの流れで、主人公との関係に変化が生じてしまい、黒猫特有の面白さが無くなってしまったようにも思えた。
第五巻で黒猫の立ち位置が変わったことで、作品のアングルが変わらなければよいのだが……。
女の子がいろいろ出てきて、それぞれが並列に並べられるハーレム構造になっていくという懸念。
いや、仮にそうなるとしても、それはアニメ展開する商法として正しいとは思うのだけど。
黒猫とか沙織中心にオタクネタを延々とやるよりは、他に女の子を増やしてプッシュした方がいいだろうからね。
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