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「Angel Beats!」の天使ちゃんは不幸にならないのか?

作家がワンパターンなスタイルを持っているとする。
それをやってもやらなくても批判される。
麻枝准の場合、「女の子を不幸にしてるだけ」とか「女の子を死なせて感動させるだけ」とか「不幸な女の子に奇跡を起こして感動させるだけ」という類の<批判>を受けるわけである。
この種の<ワンパターンに対する批判>は、それなりに正当ではあるのだろうが、しかし、ワンパターンはワンパターンでやるしかない、というのもあるだろう。
批判されてワンパターンを崩したら、もっと出来が悪くなる。

「Angel Beats!」第十二話を見て、天使ちゃんがもはや空気になっていると感じた。
もちろん残り一話あるので、そこで何らかの劇的な回収を行うのかもしれないが、天使ちゃんを普通に仲間にするために、ゆるいストーリーになってしまった、というのが現状の感想。
天使ちゃんが死んだり不幸な結末を迎えたら可哀相だけど、でも、それをやらないとKey作品にならないのではなかろうか。
天使ちゃんの不幸エンドだと、「またか」という批判を受けるだろうが、作品としての辻褄は合っていたはずだ。
天使ちゃんに萌える構造は前半部でうまく作れていたので、後半で天使ちゃんを不幸に追い込んで死なせていれば、物語としては王道だったはずである。
天使ちゃんとわかり合おうとしながらもすれ違い、不幸で痛切な死に胸が痛むようなラストが、一番妥当だったのではなかろうか。

今のところ「Angel Beats!」に二期があるという話は全然聞かないが、そう勘ぐりたくなるくらいに、天使ちゃんを<温存>してしまったという印象だ。
最終話を見ないと何とも言えないのだけど、天使ちゃんは物語的にあまり意味のない存在だった、ということにもなりかねない。
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