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「聖痕のクェイサー」と正義の味方とSM



今さらながら「聖痕のクェイサー」。
まずかなりエロいということと、平野綾、豊崎愛生(平沢唯)、花澤香菜(天使ちゃん)など、有名な声優さんのエッチな声が聴けるということで話題だったが、内容は意外とオーソドックスである。
もちろんエロアニメ風なので変な作品ではあるのだが、根底は正統派のアニメだ。

「聖痕のクェイサー」ではカーチャ様のドSぶりが際立つが、これにしても、ある意味テンプレ的なキャラである。
バトルをやるようなアニメではドSなキャラが出てきたりするものである。
正義の味方とやらが出てくる作品は、基本的にはサド・マゾの関係だ。
まず最初に、サドが誰かをいたぶる光景が描かれる。
その後で正義の味方がサドを退治してカタルシスという展開になるわけだが、ある意味、正義の味方とはマゾの発想である。
道徳とはマゾヒズムだ。
サディストに踏みにじられた状態で、道徳を希求する。
そのような関係構造が<道徳>なのだ。
一般的なバトルアニメは紳士的な皮を被っていても、中身は「聖痕のクェイサー」でありドSとドMの関係性なのだ。
サド・マゾの関係をどこまで極端に描くかという違いでしかない。
あるいは、SとMの関係を極めて直接的に描いたのが「聖痕のクェイサー」であるという言い方も出来よう。

リビドーを描くためにおっぱいをたくさん出すとか、そういう手法が褒められるというわけではない。
正義という感情と、エロスの感情がイコールというわけでもない。
通底するものはあっても、位相は違うのだ。
(フロイトの精神分析が害悪であったのも、このあたりの区別が付いていなかったからだろう。人間の存在の根底に性があるとしても、それとはまた別の位相で現実は成り立っている。性欲が真実でそれを覆うものは偽りという発想は誤りである)。
だが、フィクションとしては、とても納得のいく使い方だ。
エロアニメに見えつつも、かなり筋の通った作品である。
バトルの基本であるサド・マゾ関係と、エロ描写が重なり合って、いい具合である。

何にせよ、ゴスロリの金髪美少女に偏愛がある人にとっては、カーチャ様はかなり萌える。
あと、エロと言っても、レズプレイがかなり多いので、そういう偏愛がある人にとってもよい作品だ。
男性主人公とヒロインの関係はストイックなので、そのあたりもポイントが高い。
エロまみれの作品に見えながらも、ストイックさが必要な部分は守っているので、製作者はよくわかっているという印象。
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