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まどかマギカの<魔女>は使徒だと思ってたんだけど、実際はエイリアンみたいなものかも

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「魔法少女まどか☆まぎか」は設定を後出しして引っ張っていく浦澤直樹的手法で物語られる作品なので、途中段階での考察は難しい。ここから後で出される設定で、現在のものが覆る可能性があるわけだ。とはいえ、予想屋をやるのがオリジナルアニメの楽しみ方だろう。結果として予想や考察が的外れでも、それはそれで仕方がないことだ。これはあくまで第九話段階での予想である。

私は、<魔女>というアイコンは、エヴァでいうところの使徒のようなものだと思っていた。つまり<外敵>ではないのだ。自分自身に突きつけられる課題が魔女なのだ。だからこそ、さやかが魔女になる展開もあったわけだ。さやかが魔女になるのは、魔女という課題への取り組み方に失敗したからである。<外敵>に破れたのではなく、自分自身の内的課題における破滅である。そういう象徴性が、この作品を名作にする可能性の高いポイントだった。

だが、第九話の話を見て、私は自分の予想が外れている懸念を抱いた。キュウべえは違う文明からやってきたと説明される。エネルギーのために魔法少女を使っているというような話だ。こういう設定だと、要はエイリアンと戦っていたということになる。私が深読みしていたアイコンは何の意味も担っていなかった。地球の少女がエイリアンと戦うという愚にも付かない話なのかもしれない。

エイリアンと使徒は違う。使徒はわれわれの心理の反映であるような象徴的アイコンだが、エイリアンは単なる<外敵>だ。モンスターである。「魔法少女まどか☆マギカ」は、思春期の少女達のオカルト的な世界観の中で、人間存在に内在するシンボル性に向き合う作品だと理解していただけに、「エイリアンvs魔法少女」という構図なら極めて残念である。さやかが魔女になるのは内的な因果性の問題だと思っていたのだが、エイリアンに食われただけということだろうか。少女の内面のカオスの物語ではなく、他の文明とのバトルみたいな構図でないことを祈る。
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